香典返しのマナー

香典返し

会葬者に対し、お礼と“故人に対する弔事が終わりました”という報告を兼ねてお返しすること。

香典返しの時期

仏式:忌明け(納骨後)の四十九日もしくは三十五日に合わせて行います。
神式(金光教・天理教・黒住教等):三十日祭もしくは五十日祭に合わせて行います。
キリスト教式:プロテスタントは一ヶ月目の昇天記念日に合わせて行います。カトリックは三十日目の追悼ミサに合わせて行います。

香典返しのご予算

三割から半分
いただいた香典の半分の品を送る「半返し」が広く一般的と言われていますが、最近はご予算に合わせて三割から四割程度のお返しをされているご家庭が多いです。

香典返しの品物

弔事ということから、後に残らないものが良いとされています。
参考例)海苔・銘茶・せっけん・洗剤・タオル・布団等
最近では、金額によりコース別に好きな物を選んで頂ける、カタログギフトが多く選ばれています。

熨斗(のし)

仏式:満中陰志・志・忌明志
神式:偲び草・志
キリスト教式:志・感謝・粗品
地域により使用される言葉が違うことがあります。

香典返しに関する単語

香典・香奠・香料 葬儀で死者の霊前等に供える金品。
香:線香の代わり 典:霊前に供える金品
香典返し
満中陰志返礼
ご葬儀が終わり、その後三十五日・四十九日(仏式の場合)の法要後、ご葬儀の時に御香典を下さった方々に対しての御礼として、お礼状を添えてお返しすること。
満中陰志 香典返しに際して関西で使用される表書き。
中陰:仏教における考えで、逝去後四十九日までのこの世とあの世をさまよう期間。  満:満ちる  志:葬に関してお礼の意味
粗供養・茶の子 ご法要の際に臨席者に持って帰って頂く引出物に使用される表書き。
粗供養:臨席者へのささやかなお礼(地域により、先祖供養の意味で?祖供養“と書かれることもあります) 茶の子:岡山・広島エリアで粗供養と同意味で使用されています。
お礼状(挨拶状) 香典返しは一軒一軒お持ちして御挨拶を述べるのが本来ですが、今では郵送にてお返しすることが一般的です。その際にご葬儀のお礼と、ご法要の報告を文章にてお伝えするためのものです。
戒名 仏様の名前です。
法名 浄土真宗において、仏弟子となった者へ与えられる名前です。戒名とは違い、故人に贈られる名前ではなく生きている間に三宝に帰依し、仏弟子として生きていくことを誓い、授かる名前です。
俗名 出家前や生前の俗界での名前です。
享年・行年 この世に存在した年数。数え年を用いることが多い。
喪主 葬儀の主催者のこと。
喪中 喪に服する期間のこと。死者との縁故関係や宗派により異なる。
喪中ハガキ 喪に服している人(1年以内に身内を亡くした人)は年賀状を出さない風習があり、代わりに年内11月〜12月に年賀のご挨拶を遠慮する旨のハガキを出す事が多い。そのハガキのこと。
寒中見舞ハガキ 小寒(1月5日頃)立春(2月4日頃)までの寒中に相手を気遣い出す手紙のこと。また、年賀状の返答や喪中のため年賀状が出せない場合の代用にも使われる。
忌中 弔いに専心する期間のこと。一般に四十九日または五十日祭までの期間。
法要・法事 死者を弔う儀式のこと。
初盆・新盆 人が亡くなり四十九日の法要(満中陰法要)が終わってから次に迎えるお盆のこと。
彼岸 春分・秋分を中日とし、前後3日を合わせた7日間のこと。中日には先祖に感謝をし、残る6日は悟りの境地に達するのに必要な6つの目「六波羅蜜」を1日に1つずつ修める日とされている。
献花 一般に葬儀、法要で花をささげること。
供具団子 中陰の間、故人が修業する際必要なご飯のこと。お供え物の一つ。
霊供膳 故人にお供えする飯・汁・煮物・酢の物か香の物・煮豆類か和え物をお供えするもの。
塔婆 仏舎利を納めた墓の形を模した板のこと。追善供養のために墓の脇に立てる。
位牌 死者の祭祀のため、死者の戒名などを記した木の板のこと。
四華花・紙花 白紙を竹串に巻き付け、横に細かくハサミを入れた葬具の一つ。
五具足 仏前供養のための五物。香炉、燭台一対、花瓶一対のこと。